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ヨーロッパやアメリカを中心に、世界各地で、スピリチャルティーチャーとして活躍しているマーク・ハーツホーン氏。ハーツホーン氏は、リーディングにおいて、安易に結果のみを言い放ってしまうよりも、今後の人生を創る上で、知る必要があるメッセージを伝え、未来のためのガイディングを行うことこそが、結果的には、相談者のスピリチュアル的成長を促すのだと言います。イギリス在住のハーツホーン氏に、スピリチャリズムへ入っていく原体験や、リーディング手法、未来への考え方等について、メールでインタビューを行いました。 取材・文=菅原龍 幼少からの不思議な体験──まず、ミディアムとはどういったものなのでしょうか? どうしても、その不思議な現象を止めることができなかったので、結局、私達はその家を出て、ウェールズ地方にある、古いコテージへと引っ越しました。そこは以前、鍛冶場があったところで、コテージの隣には、ちょっとした納屋があり、その昔には、そこで鍛冶屋が馬の蹄につける製具などを作っていたそうです。そこでもよく、存在していないはずの鍛冶屋の男性の姿を見たり、存在を感じたりしていたものです。そして、そのときはじめて、最初の家で起こったことが特別なのではなく、亡くなった人を見たり、魂を感じたりすることはありえることなのだと気づきました。 確か14歳ぐらいのときだったと思いますが、その頃からスピリットガイドからのメッセージを少しずつ受け取れるようになり、スピリットたちが見守ってくれているのだから、安心していいのだと知りました。メッセージは、当時の私にとって、非常になぐさめになり、心を穏やかにさせてくれるものでした。 もう1つ不思議な経験があります。それは、先ほどの1つめの家でのことですが、状況を改善すべく、ミディアムに助けを求め、家に来てもらったところ、この現象は私を通して起きているということで、チャクラを閉じるという治療を行ってくれたことがありました。 高次の存在とのコンタクト
──「”想い”というものが伝わる」ということですが、それはどのように感じられるものなのですか?ただただ直感的にそう感じられるような種類のものなのか、あるいは、脳内のスクリーンに映像が映し出されるようなイメージなのか。高次からの情報やメッセージを、自分自身の“想い”や“感情”と混同したりせず、明確に区別して捉えることができるものなのでしょうか? そういった想いや感情がどのように感じられるものなのかというご質問ですが、これはどんな情報を得ているかにより様々です。例えば、心臓病でお亡くなりになったご家族からのメッセージが伝えられる時は、自分の胸にも心臓病と似たような感覚を感じますし、また、ある方の感情や個人的な特徴に関する情報やメッセージが伝えられる際は、それらがまとめられたものを大まかに感知するといった感じです。「この仕事をしていると、世の中の病気全てが経験できる」とはよく言う冗談ですが、霊媒の状態をよく言い得ているのではないかと思います。 スピリットワールドからの情報を受け取る力について──リーディングの前に、名前と性別と生年月日を確認されますが、リーディングにどのように使用するのでしょうか? たとえば、名前や生年月日は、カバラ数秘術や占星術を利用してリーディングの材料にする等。 ──リーディングは一種のクリヤボヤントのような能力を使用すると思っていますが、そのような透視能力は、私のような一般人でも身につけられるものなのでしょうか?身につけられるものだとすると、それはどのようにして獲得できるのでしょうか? マーク・ハーツホーン 私は、スピリットワールドからの情報を受け取る力というものは、本来、誰にでも備わっているものだと思っています。これを説明するうえで、いつも例えにしているのが、ピアノです。ピアノは誰もがひくことができる楽器ですね。指を1本ずつ使って、簡単なメロディーならなんとか弾ける初心者もいれば、中には、10本の指をうまく使って、楽譜を読みながらすらすらと弾ける熟練したピアニストもいます。クリヤボヤントの能力もこれと同じです。良い先生がいて、練習を続ければ、誰もがスピリットワールドと交信したり、メッセージを受け取ることができるようになると思います。 スピリチュアリズムに出会ってからの変化──スピリチャルリーディングをしてきて、今まで自分自身で感じること、スピリチュアル的に変化してきた事などあったら教えて下さい。 それから、教会で催されていたスピリチュアル関連のワークショップ等に参加するようになり、教会の長として教会をひっぱっていく役まで引き継ぎ、次第に、私の中に自信や自尊心というものが生まれていくようになりました。一度は悲嘆に暮れ、死ぬことさえ考えていた人間でしたが、スピリチュアリズムに出会い、魂は輪廻転生を繰り返すのだということを確信し、自らの命を絶つことは何の役にも立たないと、生きることを決意したのです。命を絶ったとしても、スピリット(魂)はなくなることはなく、存在し続けるわけですからね。 ミディアムとなって、年月を重ねるにつれ、“なぜ我々がこの世に生まれてきたのか”、そして、“いかに素晴らしい学びの機会を与えられているのか”、より深く理解できてきたように思います。そういった理解や信条、精神哲学といったものが、今の私を作っていると思いますし、それを教えてくれたスピリチュアリズムには感謝しています。 ──これからやっていきたいと思っていることは何ですか? 未来は初めから100%決まっているものではない──カルマの法則という宇宙の大原則についての質問です。たとえば英国や日本のような資本主義の競争社会の中で、一切のカルマを生起させないで生きていくことは、出家でもしない限り難しいことだと思います。忙しい日々を過ごす私のような一般人にとって、カルマを生起させないようなマインドを保ち続けるためには、どうすればよいのでしょうか? カルマというと、一般的には、何か不吉で悪いことのように捉えられているようですが、私が理解している概念を正確に言うと、「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」に要約されるかと思います。ネガティブなことをすれば、それが自分に返ってくる。ポジティブなことをすれば、それも自分に返ってくるという、とてもシンプルなものです。宇宙や神などから、自分の行いに対し、罰を与えられることはありません。私たちにはただ宇宙の摂理があるだけで、私達が日々何を思い、何に意識を向け、どんなエネルギーを放っているかが、人生を作っているというだけのことです。カルマは避けられないものかもしれませんが、どんなカルマを作るのかは、私たち次第で、選ぶことができるということです。行動の裏に隠された意識こそが、カルマを引きよせるエネルギーであることがほとんどだからです。 ──最後に、伝えたいメッセージはありますか?
最後に、マーク・ハーツホーンさんに、菅原の『過去世』と、『魂の目的』、『生まれてきた意味』について、ミニリーディングをお願いしました。一点の疑念の余地のない、極めて筋が通った真摯なリーディングであり、マーク・ハーツホーンさんが本物であることを確信させてくれました。特に、私の冒険好きな面から入って、その冒険好きな面を、自らの内面を解放し、真の自由を経験する新しい生き方に活かすということ、そして新しい生き方を探検したいアドベンチャーと考えてみてはどうか?という提案には、心底驚きました。このような前向きで機智に富んだガイドができる方は稀だと思います。*こころつむぎ*としてもマーク・ハーツホーンさんのリーディングを受けていただける人が、どんどん増えていかれますよう、こころより応援させていただく所存です。マーク・ハーツホーンさん、どうもありがとうございました。
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<叡智のカードリーディング> ※「叡智のカード」とは、ミディアムによって特別に選ばれた1枚であり、そこには、あなたの人生や、人生の出来事に関するメッセージ、考えてほしいことが示されています。
あなたの魂もまた、一貫して自由ということを語っています。今世の初めの頃、魂は、自由がほとんどないという生活とはどういうものかを経験する計画をたてていて、この部分の学びは、すでに終わりました。2つめの、自由について学ぶ段階は、先ほど述べた”かりそめの自由”を体験すること、そしてこの部分の学びも、完了したように思います。実際、この部分の学びは、今年の5月あたりに終了したように思われます。今年の5月頃から、何かしらの変化や、人生について、何か満たされない気持ちを感じ始め、それがご自身に何らかの影響を与えたということがあったかもしれません。 フランスでの人生において、あなたは明らかに自信に満ちた人であり、とてもオープンに自分を表現していた人でした。今世では、これらは、そう簡単にはできていないようです。 あなたの魂は、今の人生、すなわち、魂が求める学び・経験を行うにふさわしい状況を、全て、完璧に、計画してきている ― このことを、心のどこかに覚えていてほしいと思います。 以上です。 このリーディングを通し、今世と過去世でのつながりを、何かお感じいただけるきっかけにしていただければ幸いです。もしかしたら、何か強く感じるものがあるかもしれませんので、フランス革命について調べてみるのもよいかもしれませんね。
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