ディスクロージャー(開示)という言葉が、この領域では特別な重みを持って使われます。
私自身がこの言葉を含む世界観を信じていることは、別のページに書きました。このページでは、その信念を横に置きます。
ここに書くのは、日付と出典のある部分だけです。それだけで、じゅうぶん驚くべき年表になります。
この主題について、二つの間違いがあります。
ひとつめの間違い。 「政府はこの話題に一切触れない、すべて隠している」
これは、二〇一七年以降について言えば、事実ではありません。
ふたつめの間違い。 「だから、語られてきたことはすべて裏づけられた」
これも違います。
この二つのあいだに、確認できる年表があります。
米国防総省に、先進航空宇宙脅威識別計画(AATIP)という部署がありました。予算は二二〇〇万ドル。当時の上院議員ハリー・リードの働きかけで設けられ、二〇一二年に資金が終了しています。
当時、その存在は公表されていませんでした。
同紙が、この計画の存在を報じました。一面です。
この記事が、この主題の扱われ方を変えました。ここから先、報道が陰謀論の枠の外に出ます。
ここは、日本語圏でもっと知られてよい事実です。
当時の防衛大臣・河野太郎が、「空中における識別不能の物体に係る報告等に関する防衛大臣指示」を発出しました。
内容は具体的です。自衛隊員が防衛・警備に影響を及ぼしうる識別不能の物体を確認した場合、報告に万全を期すこと。可能な限り写真等の記録に努め、必要な分析を行うこと。
つまり、日本国の防衛省が、正式な手順として文書にしています。 週刊誌の話ではありません。
ODNI(国家情報長官室)が『未確認航空現象に関する予備的評価』を公開しました。
二〇〇四年から二〇二一年までの一四四件を扱っています。政府自身が、自分たちの記録を数えて公開した文書です。
国防総省に AARO(全領域異常解決局)が設けられました。二〇二二年度国防授権法の第一六八三条に基づく、法律に根拠を持つ常設の組織です。
一時的な調査ではなく、恒常的な部署になったという点が重要です。
米下院監視委員会の小委員会が公聴会を開きました。証人は三名 ── 元情報当局者のデイヴィッド・グルーシュ、元海軍中佐デイヴィッド・フレイバー、元海軍パイロットライアン・グレイヴス。
一、用語が変わりました。 UFO ではなく UAP。未確認飛行物体から、未確認航空現象へ。呼び名を変えることで、扱える主題になりました。
二、複数の国が、公式に手順を作りました。 米国だけの話ではありません。日本も含みます。
三、これは「認めた」ということではありません。 各国が認めたのは、説明のついていない事例が記録されているという一点です。それが何なのかについては、何も確定していません。
ここを曖昧にすると、上に書いた確かな部分まで一緒に疑われます。だから、はっきり書きます。
未確認は、未確認のままです。 ODNI の報告書は「説明がついていない」と書いているのであって、「地球外のものである」とは書いていません。
回収計画の話は、証言です。 二〇二三年の公聴会でグルーシュ氏が語った、政府が長年にわたり機体を回収してきたという内容 ── これは彼が伝聞として述べたものであり、本人も自分で目撃したわけではないと述べています。議会で語られたことと、確認された事実は、別のものです。
公文書があることと、内容が正しいことも、別です。 防衛省の指示は「手順を定めた」ことの証拠であって、「何かが飛んでいる」ことの証拠ではありません。
この主題を語る人には、二つの型があります。
すべてを退ける人は、二〇一七年以降に起きたことを知らないまま話しています。年表を見れば、その立場は維持できません。
すべてを受け入れる人は、公文書と証言と噂を同じ棚に置いています。そうすると、いちばん強い手札 ── 政府自身が出した文書 ── の価値が下がります。
確かなものを、確かなものとして扱えなくなる。 それが、いちばんもったいない。
このサイトで繰り返し書いてきたことが、ここでも同じです。レイキの起点は一九二二年、「神経終末八〇〇〇個」は牛の数字。日付を入れると、扱いが変わる。
私自身が何を信じているかは、こちらに分けて書きました。このページは、信じていない人が読んでも成立するように書いたつもりです。
この記事は医療行為ではなく、診断や治療を目的としたものではありません。 症状のある方は医療機関へ。性暴力被害の相談は #8891(ワンストップ支援センター)、 0120-279-338(よりそいホットライン)へ。